秋山黄色さんのファンになった話
はじめまして。
当ブログは趣味や好きなものを、筆者が勢いに任せて書いているブログです。
今回は、タイトル通り「秋山黄色さんにハマったよ」って話です。 そこそこの長さがあります。でも、 曲との出会いはこれから先に待っていても、 初めて知った時の衝撃は一度限りだから。 褪せないうちに残しておこうと思います。
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それは3/10の帰り道だった。
次が地元駅というところで、 突然聞き覚えのないイントロが鼓膜を揺さぶった。 規則的なギターの音色。 その世界を広げるように入ってきたベースとドラム。私はその世界へ一気に引き込まれた。
iPhoneの画面を見ると、初めて見る名前だ。
儚いかと思えば力強く変化する歌声、間の取り方、緩急の付け方、 全てが衝撃的だった。
次の曲に替わる前に、もう一度画面を見た。
「秋山黄色 Caffeine」
また機会があれば聞いてみよう。 そう思いながらイヤホンを外し、慌てて電車を降りた。 ランダム再生による新しい出会いに、 働き疲れた頭が刺激された気がした。
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次の日、いつものように仕事に向かう電車に乗り、 イヤホンを着けてSpotifyを開いた。すると、 イヤホンを外す直前まで聞いていた曲が数秒残った状態だった。 表示された画像・タイトル・名前に昨夜の衝撃が蘇る。 気付けば検索バーに、秋山黄色さんの名前を入れていた。
Caffeineのイメージで再生を押したが、 流れてきたのは夕暮れに映してのノスタルジックなイントロだった 。その差に驚いて、次々と曲を聞いていった。気になるからTwitterもフォローしておこう。 そんな軽い気持ちでフォローを押して朝は終わった。
帰り道、 Twitterを開くとフォローしたばかりのアカウントがYou Tube Liveの告知をしていた。せっかくだし聞いてみよう。 そう思い、リンクを押した。正直、昨日の今日なので曲が結びつかなかったが、 拘りやトークから「この人は音を奏でる事が楽しいんだろうなぁ」 と感じ取れた。
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更に、私はアラサーどころかサー真っ只中。魚に例えると、 イナダとワラサの中間みたいな辺りだ(ワカシ→イナダ→ワラサ→ ブリ)。イナダの若々しさもなく、 ワラサ程の成長もできていない。 年齢的にも未知の世界に踏み込む事には勇気が必要で「 なんか気になる」で踏み止まっていた。
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ラストの弾き語り。
二度目の衝撃だった。心の琴線に触れる、とはこういう事だろう。
この数日間聞いてきた秋山黄色さんの印象を更に変えられた。表情が次々と変わるギターの音色、芯のある歌声、息遣い、緩急のつけ方、イヤホン越しに圧倒された。
初めて聞いた時も、この弾き語りも、一音目が響いた瞬間に引き込まれた。
聞き終えた衝動のまま、私はiPhoneのSIMを抜いた
これだけ見ると奇行に見えるが、理由がある。職業柄、 様々なメーカーのスマートフォンやイヤホンを持っている。 メーカーが違えば、音の響きも違う。低音に特化したものや、バランス良くフラットに聞こえるもの、手持ちの機器の色々な組み合わせで細かい部分まで聞き込みたいと思った。
SIMを差し替えて程なくして「Wi- FiあるからSIM差し替える必要なかったな?」と気付いた。そんな事にも気付かない程の衝撃だった。まぁ、ノリと勢いは大切だ。踏み止まるのはもうやめた。
この人の奏でる音を、 紡ぐ言葉を私は聞きたい。
ラジオでの弾き語りを聞いて「ライブで聞きたい」 と強く思った。奇しくも、 私が初めて聞いた日が東京公演の日だった。 もっと早くに知れていたら...次の機会こそは...
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行動や言動でお察しかと思うが、 私は基本的に脳直で語彙力がない。その為、軽率にてんs...さいn...と言ってしまいそうになる。でも、 本人が好きじゃない言葉で褒めるのも私が腑に落ちない。 何と言えば良いんだろう。どう表現するのが良いのだろう。日本語もっと勉強しよう。
良い意味でブラックホールみたいな人だと思う。
経験や努力がたくさん詰まっていて、 音や歌声で一気に引き込む程の強い重力がある。楽曲を聞く度に、新しい世界観に出会える。
少し話は逸れるが、ブラックホールに関してはまだまだ未知の領域で諸説ある。今回の表現に関しては下記リンク先のやり取りが言いたいことに近い。応援がさらなる重力のもとになれると良いなぁ。
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3月、桜色に染まる季節。私の世界では、 炭酸飲料がパチパチと弾けながら、 春の光を浴びて黄色く輝きはじめた。